全てのものは純粋な愛のレベルで繋がっている
純粋な愛のレベルでつながれば
人は
動物とも会話が出来ているのだと思います。
去年のシャスタ。
旅の後半に、あるリスとの出会いがありました。
バニーフラットで石の上に座り、皆が戻ってくるのを待っている時、通路を挟んだ向かい側の石の上に、一匹のリスがちょこんとおしりを向けて座りました。
きゃーかわいい
話しかけちゃお~
優しく優しく
こんにちは。
リスがあれ?という感じで立ち上がりました。
こんにちは、こっちだよ。
あれ?誰か呼んでる?という感じで首を傾け始めます。
こんにちは、こっちこっち。
キョロキョロしつつ、リスの体がだんだんこっちに向いてきて、
そうそう、後ろだよ。
ん?ん?んー??
と次の瞬間、リスと私は真正面に向き合って、バッチリ目と目が合い、見つめ合ってしまいました。
まさかと思っていたので、リスも私もちょっとびっくり顔。(笑)
かわいいー だっこしたーい、
せめてもっと近くに寄れたらな~、こっち来ないかな~、
と思ったら、リスが石を降りてこっちに来る体勢になりました。
するとリスが渡ろうとしている階段状の通路の上から、大きなおば様が降りて来ました。
微妙なタイミングだったので、
ちょっと待って、上から人が降りてくるよ。
するとリスは、石と石との間に潜り込みました。
おば様も上から見ていたようで、
あらあら、おちびちゃん、そんなところに隠れても見えているわよ~。
とリスに声をかけながら、ニコニコと通り過ぎていきました。
ふふふ。優しいおば様だったね。
もう大丈夫だよ。
リスが石の間から顔を出しました。
まさかと思ったけど、やっぱり真正面からこっちに向かって突進して来ます。
このコースのまま手に乗せてご挨拶したいけど、やっぱり野生のリスだし、この辺のリスが初日に公衆トイレの中を走り回っていたのを思い出すと、直接触る勇気はまだないかも… と心が怯んだ瞬間、リスは微妙にコースをずらして私が座っている石の脇を通っていきました。
あー びっくりした。
リスは私の後ろに咲いていたお花のところで止まり、お花を食べ始めました。
やっぱり偶然だよね~(^^;)
じゃあ、せめてもうちょっと近くで写真撮りたいので、もし写真撮らせてくれるならこっちの近くに来てくれると嬉しいな。
半分なんちゃって気分でそう伝えてみると、本当にリスがこっちに戻って来ました。
近くまで来て、一瞬眼下の石の陰で見えなくなり、どこに行ったのかな?と思った瞬間、
うんしょっと!
私が座っている石の上に登って来ました。
あまりに緊張して、カメラのズームアップの音で逃げちゃったら困るし、と半分頭がパニックになって、結局この一枚しか上手く写真が撮れませんでした。(笑)
だけど実物を目の前で、じっくり愛でることができました。
ありがとう、本当にありがとう。
とってもとっても嬉しかったよ。
お友達と遊んでおいで。
そう伝えると、リスは他のリスと一緒に花畑の方へ向かって走り去っていきました。
そう
きっと
人と動物
人と植物
人と人
それから…
全てのものは、純粋な愛のレベルで繋がっているのではないかと思うのです。
~~~
【2021/11/29追記】
この時、野生のリスと私が直接接触しなかったのは、お互いの健全なバウンダリーとしてとても良かったことなのだと解りました。(*´꒳`*)♡
Love, Peace, Joy and Light,
Thalasa
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